病院が二転三転で女性死亡 トリアージの難しさ
2007年07月17日 15:41
3年前にほぼ同じような災害に見舞われた地区でさえも、うまくいかない難しさ。
平時と非常時との医療需要の差を、どう補うか。
こういうことをうまくやってる国はあるんだろうか。
病院が二転三転で女性死亡 トリアージの難しさ
「救急車が来られない」「受け入れる病院がない」。柏崎市に隣接する刈羽村の倒壊した家屋から救助された五十嵐キヨさん(79)は、受け入れ先の病院が二転三転し、ひん死の状態で救助されてから約1時間後に病院に収容されたが、死亡した。災害時にどの患者を優先的に病院に収容するかという「トリアージ」の難しさを突き付けた。
地震で五十嵐さん方2階建て家屋は1階部分が完全に押しつぶされた。「キヨさんがいない」。近所の人たちは五十嵐さんがよく行く畑などを探したが見当たらず、近所の約30人がチェーンソーなどで倒壊家屋をかき分け、16日正午ごろに五十嵐さんを助け出した。
五十嵐さんはうっすらと目を開けるが、どんどん意識が遠のく。救急車を要請したが、来られないとの回答。村には常駐する救急車はなかった。急きょ、消防団の消防車に先導された軽トラックで搬送することになった。地震で隆起し、亀裂が走る道は思うように進めない。刈羽郡総合病院に向かったが「医者が足りない。受け入れられない」との無線連絡が入った。同病院は負傷者であふれかえっていた。
次に長岡赤十字病院に転進したが、ここも「いっぱいでだめ」。反対側から来た救急車を強引に呼び止め、すでに乗っていたけがの患者と乗せ替えてもらい、最終的に柏崎中央病院に収容されたが、間もなく息を引き取ったという。
近所の男性は「道の状態がよく、搬送先が二転三転しなければ間に合ったかもしれないのに…」と肩を落とした。
五十嵐さんを搬送したトラックの男性は「いつもにこやかないい人だった。もっと早く運んであげられれば助かったかもしれないのに…」と肩を落とした。
平時と非常時との医療需要の差を、どう補うか。
こういうことをうまくやってる国はあるんだろうか。
病院が二転三転で女性死亡 トリアージの難しさ
「救急車が来られない」「受け入れる病院がない」。柏崎市に隣接する刈羽村の倒壊した家屋から救助された五十嵐キヨさん(79)は、受け入れ先の病院が二転三転し、ひん死の状態で救助されてから約1時間後に病院に収容されたが、死亡した。災害時にどの患者を優先的に病院に収容するかという「トリアージ」の難しさを突き付けた。
地震で五十嵐さん方2階建て家屋は1階部分が完全に押しつぶされた。「キヨさんがいない」。近所の人たちは五十嵐さんがよく行く畑などを探したが見当たらず、近所の約30人がチェーンソーなどで倒壊家屋をかき分け、16日正午ごろに五十嵐さんを助け出した。
五十嵐さんはうっすらと目を開けるが、どんどん意識が遠のく。救急車を要請したが、来られないとの回答。村には常駐する救急車はなかった。急きょ、消防団の消防車に先導された軽トラックで搬送することになった。地震で隆起し、亀裂が走る道は思うように進めない。刈羽郡総合病院に向かったが「医者が足りない。受け入れられない」との無線連絡が入った。同病院は負傷者であふれかえっていた。
次に長岡赤十字病院に転進したが、ここも「いっぱいでだめ」。反対側から来た救急車を強引に呼び止め、すでに乗っていたけがの患者と乗せ替えてもらい、最終的に柏崎中央病院に収容されたが、間もなく息を引き取ったという。
近所の男性は「道の状態がよく、搬送先が二転三転しなければ間に合ったかもしれないのに…」と肩を落とした。
五十嵐さんを搬送したトラックの男性は「いつもにこやかないい人だった。もっと早く運んであげられれば助かったかもしれないのに…」と肩を落とした。





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